STOPPING BY A
ROADSIDE STATION ~県境の道の駅に立ち寄ります~日本一の大河、千曲川が信濃川と名を変える長野・新潟県境の橋のたもとにある道の駅。季節ごとの地元農林産物をはじめ、漬物や地元工芸品などの土産品、地場産物を販売しています。ここでのお目当ては、おやきに似た郷土食・あんぼ(150円)を食べること。皮に米粉を使っているので、もちもちとした食感です。
北信州の古民家風の物産館では、地元産の原木なめこを売っていました。「なめこはみそ汁に入ったものを食べたことがあるけど、こんなに大きいのは初めて見た!」と驚くキャロリン。肉厚で大粒のなめこは、色が濃く、つるんとしたぬめりがあり、歯ごたえもしっかりしています。
TAKING A DIP IN THE “RED”
HOT SPRING! ~鉄分豊富な赤い温泉に入ります~日本百名山・苗場山の西の登山口にある小赤沢温泉は、鉄分を多く含んでいるのでお湯が濃い赤褐色をしています。湯船に浸かると肩から下は見えなくなり、白いタオルを浸すとすぐに茶色に変色してしまうほど。「こんな色の温泉は初めて!」とキャロリンも驚きます。ぬるめのお湯はじっくり浸かることができ、じわじわと体が暖まるのがわかります。
DIGGING FOR HOT SPRINGS!~川原で温泉を掘る!~秋山郷の最奥に位置する切明集落は、中津川の川原(左岸)のあちこちに温泉が湧出しており、河床を掘ることで、野湯として天然の露天風呂を楽しむことができます。川の水を触ってみると、湧出口は温かいのですぐに判明。目処をつけ、シャベルを使って地道に掘り続け……。
キャロリンも無事温泉に浸かることができました。大自然のなかで自作の露天風呂が堪能できるなんて、まさに秘湯の醍醐味。とはいえ実際、秋は気温が低いため、体験は夏がおすすめ。また360度開けた野趣あふれる温泉なので、水着の着用を。